【侍ジャパン強化試合】日本代表-阪神(3月6日/京セラドーム大阪)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。1点をリードした3回の第2打席に日本のファンの目の前で衝撃の3ランホームランを放った。片ヒザをついて変化球をすくい上げた驚愕の一発に球場はどよめいたが、衝撃の一発を放った本人以上に嬉しそうなヌートバー(カージナルス)の姿に、かつて大谷とエンゼルスのチームメイトで、大谷がホームランを打つたびに全身で喜びを表して祝福したホセ・イグレシアス(ロッキーズ)の姿がダブりほっこりする一幕があった。
3回、侍ジャパンの攻撃は、ヌートバーのタイムリーで侍ジャパンが1点を先制。なおも二死1、2塁の場面で大谷が打席へ。4球目のフォークを少しタイミングを崩され、泳がされたかのように見えた大谷だったが、片ヒザをつくようにタイミングを合わせてすくい上げると、打球はバックスクリーンに吸い込まれた。
場内は騒然、チームメイトも頭を抱えるなか、当の大谷は一塁ベースを回ると左腕をベンチに向かって突き上げ、悠々とホームイン。すると、先制タイムリーを放ったヌートバーが満面の笑みを浮かべ、本塁でハイタッチをして大谷を出迎えた。
その後、ベンチに戻った大谷の後ろにピッタリとつき、チームメイトとハイタッチを交わしたヌートバーは、ベンチ前で大谷と向き合ってセレブレーション。さらにベンチに入っても大谷の隣で満面の笑みを浮かべていた。
そんなヌートバーのかつての“イギー”ことイグレシアスを思わせる“大谷LOVE”の振る舞いが、改めて大谷の存在の大きさを物語っていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
侍ジャパン強化試合
ABEMA テレビ朝日系列にて生中継
2.25(土) VS ソフトバンク
3.3(金) VS 中日
3.6(月) VS 阪神