【侍ジャパン強化試合】日本代表8-1阪神(3月6日/京セラドーム大阪)
数多くのホームランを見て、自らも打ってきただろうプロ野球選手でも、あんな崩れた体勢でバックスクリーン越えに放り込むものは見るのも聞くのも初めてだろう。エンゼルス・大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場すると、2死一、二塁から真ん中低めのフォークボールに左膝をつきながらすくい上げるように打ち上げた。並の打者なら凡打、巧打者ならセンター前ヒットというところを、大谷の打球は会心の当たりのようにどんどんと伸びてセンター2階席に到達。侍ジャパン合流初実戦での1号を放った。これにはベンチで見ていたチームメイトたちも頭を抱えて驚きまくり。衝撃シーンに口を開けたままの選手も続出した。