「それ痛いやつ！」絶好調大谷翔平、ベンチで顔芸も披露？キャッチャーのアクシデントに感情移入で苦悶の表情

【侍ジャパン強化試合】日本代表8−1阪神（3月6日／京セラドーム大阪）

　野球日本代表「侍ジャパン」に合流し、出場初戦から2本塁打と千両役者なところを見せつけたエンゼルス・大谷翔平投手だが、試合中には味方のアクシデントに気持ちがシンクロしたのかベンチで思わず変顔を披露する一幕があった。

　MLBでMVPを獲得するなど世界最高の選手の一人に数えられる大谷は、自分の振る舞いがチームに大きな影響を与えるということを自覚している。チームに合流すると積極的に自分からチームメートとコミュニケーションをとったり、さらに普段は試合前は行わないシート打撃を「チームに安心感を与えるため」披露するなど、チームとしての雰囲気を大事にしているかのような言動が多く見られた。

　この日の試合中も、味方のヒットや惜しい当たりに大きなリアクションを見せるなどくるくると楽しそうな表情を見せていた大谷。2回の守りでは、侍ジャパン先発のオリックス・山本由伸投手が阪神の糸原健斗内野手に対する打席でフォークを投げた際、ファールがヤクルト・中村悠平捕手の股間付近に当たるアクシデントが起こると、大谷も一緒になって顔をゆがめるシーンがあった。

　幸い大事には至らなかったが、中継では中村が痛そうにうつむくと同時に、大谷も「Oh…」と言わんばかりに声を上げ、痛がるように顔をしかめる様子が捉えられていた。これにはABEMAの視聴者も「顔w」「顔芸谷」「大谷反応が海外w」などと反応。中村がムーチョという愛称で呼ばれていることから「ムーチョ痛い」といった声も見られた。

　その後大谷は2本の3ランで6打点をあげる活躍。多彩な表情からも見て取れた通り、9日からのWBC本番に向けてチームの雰囲気も大谷の調子も良好のようだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）