アンヘル・ディ・マリア

 ユヴェントスに所属するアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが、ヨーロッパリーグ(EL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグでの勝利を喜んだ。9日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・グループHで3位に終わり、ELに参戦することとなったユヴェントスは、決勝トーナメントプレーオフでナントを2戦合計4-1で撃破。ラウンド16では日本代表FW堂安律が所属するフライブルクと相見えることとなった。現地時間9日にはユヴェントスの本拠地でファーストレグが開催。53分にディ・マリアが挙げたゴールが決勝点となり、ホームチームが白星を掴んだ。

 ホームで先勝し、ベスト8進出に一歩前進したユヴェントス。決勝点をマークし勝利の立役者となったディ・マリアは「今日の試合で重要だったのは、チーム全体でハードワークし、素晴らしいゲームをして、勝利することだった。それを実現することができたと思う」と試合を振り返りつつ、ファンをはじめとした周囲への感謝とタイトル獲得への意気込みを次のように示した。

「チームの力になることができて本当に嬉しいし、僕たち全員が今後もこの状態を継続する必要がある。コッパ・イタリア(イタリアカップ)と同じく、ELでも優勝することが僕たちの目標だ。そのためにベストを尽くしたいと思っているよ。僕は今、ファンの愛情を感じているし、ここでとても幸せだよ。最初の頃は簡単ではなかったが、今は自分の価値を示せていると思うし、みんながハッピーな状態でいる」
 
 ELではここまで3試合の出場で4ゴールを挙げているディ・マリア。今後の活躍にも大きな期待がかかる。