【プレミアリーグ】リーズ-ブライトン(日本時間3月12日/エランド・ロード)
日本代表・三笘薫が所属するブライトンは、イングリッシュ・プレミアリーグ第27節でリーズと対戦する。元北朝鮮代表・鄭大世氏に試合の見どころを伺った。
現在のブライトンは勝ち点38で8位に位置している。ヨーロッパリーグ出場権を与えられる5位のリヴァプールは、ブライトンよりも2試合多く消化して勝ち点42。チャンピオンズリーグ出場権が与えられる4位のトッテナムは3試合多く消化して勝ち点45のため、ブライトンは自力で上位進出が狙える状況だ。
勝ち点3獲得が必須となる17位リーズ(勝ち点22)との対戦について、鄭大世氏はリーズが仕掛ける「攻撃的なハイプレス」が1つの鍵になると語る。
「リーズは、ハイプレッシングからアグレッシブに相手陣内でサッカーをしようとする攻撃的なチームです。一方でブライトンは、後方から繋いで1次エリアを突破して一気にゴールを目指す現代版ポゼッションサッカーのチーム。リーズのハイプレスを掻い潜れるかがカギになります」
そこでキーマンとなる選手は、ドリブルで剥がすことが可能な三笘だろう。鄭大世氏も「リーズは右サイドにシニステラを起用するかもしれません。三笘選手のサイドとマッチアップします。そこでのドリブラー対決は楽しみ」とサイドの攻防に注目。さらに「三笘選手がプレミアリーグの1シーズンにおける日本人選手最多得点に並びましたが、2ケタ得点まで一気に駆け上がるでしょう。彼のプレーからは目が離せません」と、今季プレミアリーグ18試合で6ゴール2アシストと結果を残している日本代表アタッカーの活躍に期待した。
戦術家であるロベルト・デ・ゼルビ監督の下、絶好調のブライトン。鄭大世氏は三笘を生かす選手たちの動きにも注目するべきだと語る。
「左サイドで三笘とコンビを組み好連係を見せているエストゥピニャン。間でうまくボールを引き出すサポート能力が高いマクアリスター。潰し役だけでなく、鋭い縦パスでチャンスメイクするカイセドなども是非注目してみてもらいたいですね」
地力に勝るブライトンが予想通りに勝利するのか、リーズがアップセットするのか。鄭大世氏は3-1でブライトンの勝利を予想するが、結果はいかに。リーズvsブライトンは日本時間12日0時にキックオフ。
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