将棋の囲碁将棋チャンネル 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第6局は3月12日、挑戦者の羽生善治九段（52）が前日に封じた59手目が開封され、午前9時すぎに藤井聡太王将（竜王、王位、叡王、棋聖、20）の手番で対局が再開された。
藤井王将が初防衛を決めるか、羽生九段がカド番をしのぎ前人未踏のタイトル通算100期へフルセットに持ち込むか。将棋界内外が大注目する“世紀のタイトル戦”もいよいよ佳境を迎えている。本局は、羽生九段の先手で「角換わり早繰り銀」の戦型に。難解な局面で藤井王将が攻勢に出て、わずかにペースを掴んだと見られている。
藤井王将が押し切り開催地の佐賀県上峰町で決着を付けるか、一方、百戦錬磨の羽生九段もこのままでは終われない。三度追いつくべく、どこから反撃を開始するかが注目ポイントとなりそうだ。大激戦を制するのはどちらか。
持ち時間は各8時間。ABEMA PPVではこの対局を終了まで生放送する。
（写真提供：日本将棋連盟）
