
【WBC・1次ラウンド プールB】オーストラリア1-7日本代表(3月12日/東京ドーム)
WBC1次ラウンド最終戦、日本はオーストラリアに7-1で勝利した。試合は1回表無死一、二塁の場面で、エンゼルス・大谷翔平投手の今大会初アーチとなる特大3ランが飛び出し先制に成功。侍ジャパン打線はその後も得点を重ねて、準々決勝進出を決めた。
大谷はこの試合、ホームラン後には押し出し四球も選ぶなど2打数1安打4打点の活躍を見せた。
試合後のヒーローインタビューに呼ばれ、待望のWBC初ホームランで見せた「確信立ち」を「引っ張った打球はあまり上がってなかったので、久々にいい打球を打てて、いい景色だったと思います」と振り返ると、これまで「まだ足りません」と語っていた観客の声援については「まあまあでした」とニヤリ。ヒーローによる茶目っ気たっぷりのインタビューに東京ドームに詰めかけた大観衆も大いに沸き立った。
1次ラウンド4試合で、投手としては初戦の中国戦に先発し4回無失点で勝利投手。打者としては全試合に3番・DHで出場して12打数6安打1本塁打8打点、打率.500、出塁率.684、OPS1.684という破格の数字を叩き出した。
「まだまだ気合い入れて、優勝目指して頑張りますので応援よろしくお願いします」
お立ち台では最後に「優勝宣言」も飛び出し、全勝の1次ラウンドを締めくくった。
3大会ぶりの世界一へ──。大谷の投打の活躍がさらに楽しみだ。
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