【ブンデスリーガ】フライブルク2-1ホッフェンハイム(日本時間3月12日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
フライブルクの日本代表MF堂安律が、侍ジャパンで流行りの"ペッパーミル・パフォーマンス"を披露した。
【映像】堂安律、19試合ぶり今季3点目は劇的な決勝弾!
ホッフェンハイム戦に先発出場した堂安は、1-1で迎えた89分に大きな仕事をやってのけた。フライブルクは左サイドから攻め込み、ノア・ヴァイスハウプトがペナルティエリア内にクロスを送ると、右から走りこんできたのが堂安だった。滑り込みながら左足で合わせたシュートは、相手GKオリヴァー・バウマンも触ることができず、土壇場でゴールネットを揺らしてみせた。
このゴール後、堂安は両手を体の前でこねる胡椒を挽くようなパフォーマンスを見せた。これは現在行われているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦っている侍ジャパン(野球日本代表)の選手たちが行っている"ペッパーミル・パフォーマンス"だ。
予選4連勝で準々決勝進出を決めている侍ジャパン。エンゼルス・大谷翔平投手やカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手らが、ヒットを打った際にベンチに向かってこのパフォーマンスをすることで、チームの一体感が生まれている。
大の巨人ファンを公言している堂安も、侍ジャパンの活躍を注視しているようで、試合後に自身のツイートで「3 points 。話は変わりますがWBC出場の選手の皆さん頑張ってください!! 応援してます」と投稿していた。
なおこのペッパーミル・パフォーマンスは「小さなことからコツコツと積み重ねていけば、いいことが起きる」という意味が込められている。およそ6カ月間、ゴールから遠ざかっていた堂安にとっては、苦しい時期だったかもしれない。その間にも「コツコツ」とトレーニングを積み重ねた結果が産んだゴールとなった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)