将棋の叡王戦本戦トーナメントの準決勝が3月13日に行われ、永瀬拓矢王座（30）と山崎隆之八段（42）が午前10時から対局中だ。注目の戦型は相掛かりに。勝者は決勝で菅井竜也八段（30）と、藤井聡太叡王（竜王、王位、王将、棋聖、20）への挑戦権をかけて対戦する。
【中継】第8期 叡王戦 本戦T 準決勝 永瀬拓矢王座 対 山崎隆之八段
藤井叡王が8タイトルのうち5つを占め、かつ棋王獲得にあと1つ、最年少名人をかけた挑戦権を獲得と突き進む中、この快進撃に誰がストップをかけるかも注目ポイントになっている。前期の叡王戦五番勝負には出口若武六段（27）が挑戦、3連敗のストレート負けの後、悔しさに涙したシーンは印象的だ。
永瀬王座は藤井叡王のプロ入り後、研究パートナーとして腕を磨きあった仲。タイトル戦ではヒューリック杯棋聖戦五番勝負で対戦、1勝3敗で奪取には失敗した。尊敬し合う関係ではあるが、先輩棋士の維持をタイトル戦で見せたいところだ。山崎八段と藤井叡王の対戦は2局のみで、1勝1敗の五分。山崎八段にとっては久々のタイトル戦出場のチャンスだけに、なんとか決勝に進みたいところだ。
本局の持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は山崎八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
永瀬拓矢王座 すき焼きあったか重 山崎隆之八段 すき焼きあったか重
【昼食休憩時の残り持ち時間】
永瀬拓矢王座 2時間1分（消費59分） 山崎隆之八段 2時間（消費1時間）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
