ミランがフライブルク所属の日本代表FW堂安律に関心を寄せているようだ。12日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
現在24歳の堂安はフローニンゲンやPSVなどでのプレーを経て、昨年7月にフライブルクへ完全移籍で加入した。すぐさま右ウイング(WG)の定位置を掴むと、今シーズンのブンデスリーガではここまで24試合に出場し3ゴール5アシストをマーク。リーグ戦5位に付ける好調のチームで存在感を放っている。また、ヨーロッパリーグ(EL)では6試合出場1ゴール1アシスト、DFBポカールでは3試合出場1ゴールという成績を残している。
そんな堂安に対し、昨シーズンのセリエA覇者であるミランが興味を示しているようだ。連覇を目指した今シーズンのセリエAで、首位ナポリと暫定「21」ポイント差の4位に留まっているミランは、来シーズン以降の戦いに向けて攻撃陣の強化を望んでいるとのこと。中でも同クラブは、右の攻撃的ポジションの補強を希望しており、フライブルクで右WGを主戦場に活躍する堂安の動向を注視しているようだ。
報道によると、ミランは現地時間3月9日に行われたEL・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグのユヴェントス戦(0-1●)にスカウトを派遣。同じくフライブルク所属のフランス人DFキリアン・シルディリアと共に、堂安のプレーを視察していたようだ。なお、この試合で堂安は59分からピッチに立ち、右WGのポジションで試合終了までプレーした。
昨年のFIFAワールドカップカタール2022や今シーズンの活躍により、世界的にも評価を高めつつある堂安。果たして今シーズン終了後のミラン加入は実現するのだろうか。今後の動向にも注目が集まる。