サクラのヒーロー内川幸太郎、一足先に卓上で満開トップ「爆運が続いている」/麻雀・Mリーグ
【映像】3連勝に「爆運」と笑う内川幸太郎

 春の訪れと共に、サクラのヒーローの調子もうなぎ登り。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」3月13日の第2試合はKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)がトップ。今期、セミファイナルシリーズ進出ボーダー付近で長く苦しんでいたチームは、この日ついにプラス域へ。ポストシーズンへ向けて、上々の形でレギュラーシーズンを締めくくる。

【映像】3連勝に「爆運」と笑う内川幸太郎

 試合は起家から内川、TEAM雷電・本田朋広(連盟)、セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)の並びでスタート。内川は東3局3本場まで失点が続き、1万1400点持ちの4着目。しかしレギュラーシーズン終盤、何度も逆転トップを決めている内川には、この逆境も跳ねのける力がある。南1局の親番、5巡目に先制リーチ。カン5筒、しかもドラ待ちという苦しい形だったが、見事に赤5筒をツモ。リーチ・ツモ・赤2・ドラの1万2000点を手に入れて、トップ目東城を追う。

 南1局1本場はダマテンで5800点(+300点)。さらに南2局3本場は白・対々和・赤・ドラ3の1万2000点(+300点)をトップ目東城から直撃し逆転。その後もアガリを重ね、終わってみれば5万5900点の大トップ。しかも南場に入りアガリを決めたのは内川ただ一人という圧巻の内容だ。この終盤の強さに放送席からは「南場の内川」と評する声も。

 これで内川は個人3連勝。チームもプラス域へ転じた。しかし、勝利者インタビューで3連勝と聞かされるとびっくり。そこに意識はなかったようなリアクションを見せた。「しばらく1位と2位しか取ってねーなあという感じはあります。今日見てもらったらわかるとおり、爆運が続いている状況でございまして、はい」と、謙虚に試合を振り返った。南場に入ってからアガリを重ねる直近の内容には「狙ってはいないですよ。本当ならもっとラクに東場で4万5000とか持って、ちょっとずつ(点棒を)撒いて、3万5000のトップを取りたいというのが理想のプラン」と笑顔で語った。

 最終盤のレギュラーシーズン、チームに残された試合はあと4試合。チームについては「本当に良い状況が続いていると思います」と胸を張り「1ポイントでも多く稼いで、大きく離れた1位、2位を目指したいと思います」。頼もしいサクラのヒーローにファンからは「内川良いぞ!セミも頼む!!!」「サクラ開花しました」「とにかく強かった…」「内川さん、頼りにしてます!!」と応援の声が多数寄せられていた。

 一時はレギュラーシーズン敗退も危惧されたチームが、見事に3位まで上昇。セミファイナル進出はほぼ確定、運気の高まりを身に付けたまま、ポストシーズンへ突入する、

【第2試合結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)5万5900点/+75.9
2着 セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)3万800点/+10.8
3着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)1万1100点/▲28.9
4着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)2200点/▲57.8

【3月13日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +665.2(88/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +586.1(88/94)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +59.2(90/94)
4位 U-NEXT Pirates ▲81.7(88/94)
5位 TEAM雷電 ▲97.1(90/94)
6位 渋谷ABEMAS ▲107.1(88/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲460.9(90/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲563.7(90/94)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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