Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」3月14日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ4位・U-NEXT Piratesと6位・渋谷ABEMASとの対決。どちらもレギュラーシーズン突破をほぼ手中に収めているが、セミファイナルシリーズを戦う上で大事な「4位以上で通過」へ、激しい順位争いが繰り広げられる。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsアベマズvsPirates
レギュラーシーズンを上位4位以内で突破したチームに与えられる権利が、セミファイナルシリーズ最終日に戦えるというもの。麻雀における「条件戦」は、全ての情報が出揃った後に戦う方が有利と言われ、各プロ団体で行われるリーグ戦でも最終節には前節までの成績上位者が最終卓で打つことが多い。U-NEXT Piratesと渋谷ABEMASの差は25.4ポイントしかなく、着順1つでひっくり返る程度だ。U-NEXT Piratesは仲林圭（協会）、渋谷ABEMASは松本吉弘（協会）が先発。セミファイナルの前哨戦とばかりに激しい着順争いが起こるだろう。
悠々とセミファイナル行きに当確ランプをつけた首位・EX風林火山と、2位・KONAMI麻雀格闘倶楽部。セミファイナルに進んでポイントが半減してもなお、3位以下には大きな差をつけるほどの貯蓄がある。残り6試合、周囲を気にする必要はなく、まっすぐにトップを取り、さらなる積み上げを目指すシンプルな戦いができる。EX風林火山は勝又健志（連盟）、KONAMI麻雀格闘倶楽部は佐々木寿人（連盟）が出場。好きに戦える2人のぶつかり合いもおもしろい。
【3月14日第1試合】
EX風林火山・勝又健志（連盟）個人4位 ＋262.0
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人（連盟）個人13位 ＋95.1
渋谷ABEMAS・松本吉弘（協会）個人11位 ＋146.1
U-NEXT Pirates・仲林圭（協会）個人22位 ▲123.0
【3月13日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 ＋665.2（88/94）
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ＋586.1（88/94）
3位 KADOKAWAサクラナイツ ＋59.2（90/94）
4位 U-NEXT Pirates ▲81.7（88/94）
5位 TEAM雷電 ▲97.1（90/94）
6位 渋谷ABEMAS ▲107.1（88/94）
7位 セガサミーフェニックス ▲460.9（90/94）
8位 赤坂ドリブンズ ▲563.7（90/94）
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
