(左)アーリング・ハーランドと(右)ジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグのライプツィヒ戦を振り返った。14日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 2月22日に敵地で行われたファーストレグでは、リードを生かしきれず1-1の引き分けに終わったマンチェスター・Cだが、本拠地で迎えたセカンドレグでは自慢の攻撃が躍動。ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの5得点など大量7ゴールを叩き込み完勝した。この結果、2戦合計スコアを8-1とし、6シーズン連続となるベスト8進出を決めている。

 圧巻の大勝劇を演じ、準々決勝に駒を進めたマンチェスター・C。試合後、グアルディオラ監督は『BTスポーツ』に対し「最初の1分から試合終了の瞬間まで、全員が本当に良いパフォーマンスだった。ボールの有無を問わず、非常に良いプレーができたと思うし、たくさんのゴールを決めることができた。アーリング(・ハーランド)は別格だが、全員が素晴らしかったよ」とチームを称賛。続けて、1人で5ゴールを挙げたハーランドについて次のように語った。

「60分間で5得点。彼は信じられないような男だし、とてつもなく大きな才能を持っている。パワーとメンタリティーに優れているし、一貫した勝者だと言えるだろう。本当に素晴らしいよ。過去にはここでレアル・マドリードに4点、モナコに6点、トッテナムに4点取ったこともある。しかし、失点が多かったために、その多くで敗退を余儀なくされた。今は全員がよく守っているし、かつてのセルヒオ・アグエロのようなゴールを決める才能も持ち合わせている」

 悲願のCL制覇に向けて猛進するマンチェスター・C。今後の戦いにも注目だ。