ケヴィン・トラップ

 フランクフルトのドイツ代表GKケヴィン・トラップが、15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16セカンドレグのナポリ戦を振り返った。同日、ドイツ誌『Kicker』が伝えている。

 昨季ヨーロッパリーグ王者として臨んだ今季のチャンピオンズリーグで、グループDを2位通過したフランクフルトは、ラウンド16でナポリと激突した。ファーストレグを0-2で落とした同クラブは、敵地で行われたセカンドレグに全てを賭したものの、セリエAの覇権を握るナポリの前に3失点。2戦合計スコア0-5で大会から姿を消すことになった。

 フランクフルトにとって、1959-60シーズン以来となるチャンピオンズリーグ出場となった今大会。欧州最高峰の舞台での旅を終えた同選手は「僕たち一人一人が楽しめたし、ファンのみんなにたくさんの喜びを与えたと思う」と満足感を口にした。

 またトラップは、ナポリとのセカンドレグについて「今日の僕たちは挑戦し、まずまずのパフォーマンスを発揮できた。勇敢に前へ前へと進んでいったんだ」と強調。続けて「結局は、ナポリがより良いチームだったということ。彼らは素晴らしいし、何もせずに今の地位にいるわけではないからね」と賛辞を送っている。

 昨季はヨーロッパリーグを制し、今季は63年ぶりのチャンピオンズリーグに挑んだフランクフルト。スペクタクルなヨーロッパでの冒険は、ナポリにて幕を閉じることになった。