フランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督が、15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦セカンドレグのナポリ戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
ファーストレグを0-2で落として迎えた敵地での一戦は、日本代表MF鎌田大地が先発フル出場。元日本代表MF長谷部誠はベンチ入りしたが、出番はなかった。試合は45+2分と53分にヴィクター・オシムヘンにゴールを決められると、64分にはピオトル・ジエリンスキにダメ押しのゴールを許し、0-3で敗戦。2試合合計0-5と完敗に終わった。
試合後、グラスナー監督は「ナポリの当然の勝利と、チャンピオンズリーグの準々決勝進出を祝福したい。あらゆることを試し、ファーストレグよりも競争力を高めたが、ナポリは私たちにとって大き過ぎたことを認めなければならない。私たちはすべてを試したが、ナポリは素晴らし過ぎた。彼らはトップレベルで動き、限界を見せてくれた」と対戦相手を称えた。
続けて「私たちはホームゲームよりも攻撃的で、ほとんどスペースが無いなかで、サイドで3つか4つの良いシチュエーションがあった。失点は個人のミスによるものであり、擁護することはできない。それでもこのチームがチャンピオンズリーグで成し遂げたことを誇りに思う」と敗戦を受け止めつつ、1959-60シーズン以来となるCLの舞台で見せたチームのパフォーマンスには賛辞を送った。