【WBC・準々決勝】日本代表-イタリア(3月16日/東京ドーム)
エンゼルス・大谷翔平投手が第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝イタリア戦に「3番・投手」で先発。エンゼルスでチームメートであり親友でもあるデビッド・フレッチャー内野手との“同僚対決”が実現した。
ドジャースの野茂英雄投手が当時バッテリーを組んでいたことで知られるマイク・ピアザが監督を務めるイタリア代表。メンバーにも、メッツ時代に13勝を挙げたマット・ハービー投手や2020年に3割をマークしたロイヤルズのニコラス・ロペスなど、MLB選手8人を揃えている。
大谷とエンゼルスでチームメートであるデビッド・フレッチャーもその一人。弟のドミニク・フレッチャー外野手(ダイヤモンドバックス)とともにイタリア代表入りすると、揃ってレギュラーポジションを掴んだ。デビッド・フレッチャーは準々決勝進出を決めた1次ラウンドのオランダ戦でもヒットを放っている。
大谷の登板で実現した“エンゼルス対決”は、フレッチャーがサードゴロに倒れ大谷に軍配が上がった。真剣勝負でありながら、対戦する二人の表情は楽しそう。大谷と仲が良いだけでなく、エンゼルスで主力でありムードメーカーでもあるフレッチャーは日本でも人気で、この対決にSNS上では「翔平vsフレッチ 翔平さんの勝ちっ」「フレッチ、大谷のピッチングはどうや!」「フレッチとの対決緊張するけど楽しい」といったコメントが多く上がり盛り上がりを見せていた。
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