【WBC・準々決勝】日本代表-イタリア(3月16日/東京ドーム)

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝イタリア戦の7回、日本代表「侍ジャパン」の4番手投手としてダルビッシュ有投手(パドレス)がマウンドに上がった。この日の先発は大谷翔平投手(エンゼルス)。先発・大谷、リリーフ・ダルビッシュというMLB最高峰の投手が名を連ねる豪華リレーが実現した。

 昨シーズン16勝を挙げ、今季からパドレスと新たに6年140億円の契約を結ぶなど、今なおMLBでエースとして活躍し続けるダルビッシュ。今回の侍ジャパンにもMLB組として唯一キャンプ初日から参加すると、投手と積極的にコミュニケーションをとるなど実質的なまとめ役としてチームを牽引してきた。2012年シーズンから活躍の場をMLBに移したダルビッシュにとって、日本でのプレーは日本ハム時代の2011年10月以来。実に4150日ぶりの国内登板となった3月10日の1次ラウンド韓国戦では、3回48球を投げ3安打3失点という内容だった。

 準決勝からは舞台をアメリカ・マイアミに移して行われるため、ダルビッシュは試合前「日本での最後の登板になる可能性があるので、感謝を持って投げたい」と語っていた。そして今永昇太投手(DeNA)の後を受けて4番手として登板。2012年以降MLBではすべて先発登板だったため慣れないリリーフとなるが、ベスト4をかけた一発勝負のトーナメントでダルビッシュがすべてを出し尽くす。
(C)Getty Images 

【映像】ダルビッシュ有、初登板ほかハイライト
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【映像】佐々木朗希、8奪三振の好投ほかハイライト
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【映像】大谷翔平、自身の看板にヒットする特大の一発ほかハイライト
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