「巧かったなぁ！」豊ノ島、翠富士の肩透かしに驚嘆「お手本動画のよう」視聴者「タイミングが凄いよ」

＜大相撲三月場所＞◇六日目◇17日◇大阪・エディオンアリーナ大阪

　前頭五枚目・翠富士（伊勢ヶ濱）が前頭六枚目・遠藤（追手風）を華麗な肩透かしで下し、初日から6連勝となる勝ち星を挙げた。見事な技に、解説の豊ノ島も「巧かったなぁ！」と驚嘆した。

　立ち合い突っ張りから右を差しにいった翠富士。力を入れた押し合いになった直後、すかさず翠富士は肩透かしを仕掛け、バランスを崩した遠藤は前のめりに倒れ込んだ。得意の肩透かしを見事に決めた翠富士は6勝目。敗れた遠藤は2敗目となる黒星を喫した。

　“伝家の宝刀”肩透かしを華麗に決めた翠富士に、ABEMAで解説を務めた元関脇の豊ノ島も「巧かったなぁ！」と感嘆。続けて「翠富士のいいところは…」と解説を始めた豊ノ島は「遠藤も肩透かしを警戒していたんですよね。警戒しすぎるとどんどん下から圧力をかけていく。押してくるのかな、というタイミングで（翠富士は）スッと身体を開く」と説明。「教科書通りの肩透かしですね」と絶賛した。

　翠富士の見事な肩透かしには、ABEMAを視聴していたファンからも「きた伝家の宝刀」「きまった！」「これは、すごい」「タイミングが凄いよ」「カタスカシスト」と称賛の声が続々と寄せられた。（ABEMA『大相撲チャンネル』）