ドルトムントのドイツ代表MFユリアン・ブラントに、プレミアリーグ行きの可能性があるようだ。18日、イギリスメディア『コートオフサイド』が報じている。
報道によると、同選手に対してアーセナルとトッテナムのノースロンドン勢が関心を示しており、選手の中でもプレミアリーグ上陸の可能性を検討しているとのこと。ドルトムントもその状況を認識しており、2024年6月末までとなっている現行契約の延長に向けて、プレッシャーを掛けていると伝えている。
なお、ブラントは父親も含めてクラブ側と契約延長に向けた話し合いを行っている最中ではある模様。だが、報道ではアーセナルやトッテナムへの移籍が本人にとって「興味深いものになるだろう」と伝えられており、移籍を決断する可能性も小さい訳では無い様子であると窺える。
現在26歳のブラントは、ヴォルフスブルクの下部組織を経て、レヴァークーゼンでプロデビュー。2019年夏にドルトムントへと移籍した。今シーズンはブンデスリーガで23試合に出場し、8得点4アシストを記録している。トップ下を本職としており、両サイドのウィングでもプレー可能なマルチ。また、ドイツ代表では2016年のデビュー以降、通算で39試合に出場。2018年のロシア、2022年のカタールと2度のワールドカップでメンバーに選出された経験も持っている。
過去にもプレミアリーグ行きの可能性が報じられていたこともあるブラント。今季終了後、どのような決断を下すのだろうか。