プレミアリーグ第28節が18日に各地で行われた。
 チャンピオンズリーグ(CL)出場権を懸けた4位争いに身を置くトッテナムは、敵地で最下位に沈むサウサンプトンと対戦。試合の均衡が破れたのは前半アディショナルタイム。ソン・フンミンのパスからフリーでペナルティエリア右に侵入したペドロ・ポーロがニアサイドを射抜き、トッテナムが先手を取った。
 だが、後半立ち上がりの46分に右からのクロスをチェ・アダムスが押し込み、サウサンプトンが試合を振り出しに戻す。それでも、トッテナムは65分に右サイドでボールを持ったデヤン・クルゼフスキのクロスボールからハリー・ケインがヘディングシュートを叩き込んで勝ち越し。74分にはまたもクルゼフスキの左足からゴールが生まれる。クロスボールは跳ね返されたが、こぼれ球を狙っていたイヴァン・ペリシッチが左足ダイレクトで沈めた。しかし、ここからサウサンプトンが反撃に出る。77分にセオ・ウォルコットがクロスボールの落としを左足で決めると、90分にはエインズリー・メイトランド・ナイルズがボックス内で倒されてPKを獲得。このPKをジェームズ・ウォード・プラウズが決めて、試合は振り出しに戻った。試合はこのままタイムアップを迎え、トッテナムはプレミアリーグ2連勝を逃すことに。一方、サウサンプトンは最下位脱出こそならなかったものの、今後に繋がる勝ち点「1」を獲得した。