将棋のヒューリック杯棋聖戦・決勝トーナメントが3月20日に行われ、羽生善治九段(52)と斎藤明日斗五段(24)が午前10時から対局を開始した。勝者はベスト8に進出し、次戦で渡辺明名人(38)と対戦する。
【中継】羽生九段VS斎藤五段 棋聖戦ベスト8進出をかけた戦い
羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:34期)、順位戦B級1組(A級以上:29期)。タイトルは歴代最多の通算99期で、永世称号がある7つのタイトル全てで資格を保持している。一般棋戦の優勝回数も45回で最多を誇る。棋聖戦は、第79~88期にかけての10連覇など通算16期獲得。5期ぶりの五番勝負復帰を目指し、まずは決勝トーナメント初戦突破を狙う。
斎藤五段は、2017年10月に四段昇段。竜王戦は5組。今期の順位戦C級2組で全勝の10勝を飾り、堂々C級1組昇級を決めた。今期は各棋戦で好成績を残し、35勝8敗で勝率.814はランキング2位。現在7連勝中と好調の波に乗る。今期の棋聖戦は、一次予選からの出場で連勝を飾り、自身初の決勝トーナメント進出を決めた。初戦で“レジェンド”と対戦も、勢いそのままにトーナメントを駆け上がりたい。
本局は藤井棋聖への挑戦者を決める決勝トーナメント1回戦。若手からベテランまで、16人が挑戦権獲得を目指して争う。持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は斎藤五段に決まった。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)