日本が誇るアタッカーの堂安律が、3月に行われるキリンチャレンジカップ2023に向けた日本代表に招集された。堂安は今季からドイツ・ブンデスリーガのフライブルクで主力としてプレー。11月に行われたFIFAワールドカップカタール 2022でも日本代表をベスト16に導く活躍を披露するなど、充実したシーズンを送っている。
【映像】堂安律、リーグ戦2試合連発、今季4ゴール目!
そんな堂安が、挫折や葛藤を乗り越えて揺るぎない自信を身に付け、ワールドカップという夢舞台で圧倒的な輝きを放つまでの軌跡を克明に記した待望の初書籍『俺しかいない』が3月20日に発売された。
日本代表デビューを飾った2018年から4年半近く続く連載コラム「堂安律の最深部」(集英社/週刊プレイボーイ)で赤裸々に明かしてきた本音のほか、サッカー人生最大の挑戦となったカタールW杯の舞台裏、新生日本代表のリーダーになる覚悟と決意、堂安律を形成する唯一無二の10の思考など、初公開の情報を多数収録されている。
「俺が決める。俺しかいない」「あそこは俺のコース」
「逆境大好き人間」
「最高の状況。批判してくれている方も含めて全員で喜んでいるイメージはできている」
「どんな状況であれ、敵は相手ではなく自分」
「俺たちは26対11で戦っている」
「どんな逆境でも、自分を信じ続けられるか。今を積み重ねられないヤツに、未来なんてない」
前向きでストレートな“堂安語録”はいかにして生み出されるのか?圧倒的自信を支える底知れぬ覚悟とは。“有言実行”で日本サッカーを背負う男がいま、思考、心情、哲学のすべてをさらけだした。
また、事前の予約注文が想定を上回り、発売前に重版が決定している。3年後のW杯に向けて森保JAPANの新体制がスタートするこのタイミングで、日本サッカーを背負う堂安律の生き様を力強くまっすぐ記録した著書に注目だ。
堂安は、開幕戦のアウグスブルク戦で移籍後初ゴールをマーク。第5節のレヴァークーゼン戦では途中出場から決勝ゴールを奪った。
以降は19試合にわたってゴールから見放されていたが、第24節のホッフェンハイム戦では1-1で迎えた終了間際に3ゴール目となる決勝ゴールを奪うと、第25節のマインツ戦では2戦連発となる今季4点目のゴールをマークしている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)