<大相撲三月場所>◇十一日目◇22日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
優勝争いのトップを独走する前頭五枚目・翠富士(伊勢ヶ濱)が、小結・若元春(荒汐)に押し倒しで敗れ、今場所初黒星を喫した。翠富士が敗れると、2敗で追う小結・大栄翔(追手風)は思わず膝をパチンと叩き、「リアクションww」「面白い」とファンが盛り上がった。
初日から10連勝と星を積み重ね、ただ一人無敗で優勝争いのトップを走っていた翠富士。若元春と対戦した十一日目の取組では、立ち合い頭から当たると左を差したものの、前に出る相手に翠富士は下がる一方で、最後は土俵際で耐え切れずバタリと倒れて土がついた。翠富士は今場所初黒星となる1敗目。勝った若元春は8勝目を挙げて今場所勝ち越しを決めた。勝負が決した瞬間、土俵下で待機していた大栄翔は、2差で追う翠富士の黒星に思わず膝をパチンと叩いていた。
全勝の翠富士が敗れると、ABEMAで解説を務めた元前頭・若ノ城は「あああ……」とため息。続けて「いやあ、いい相撲ですよ。翠富士も力一杯いきましたからね」と健闘を称えつつ、「翠富士は頭をつけて肩透かしの形になりたいと。しかし、ちょっと強引ですよね」と敗因を分析した。
ライバル力士の黒星を受けて大栄翔が膝をパチンと叩くと、視聴者からは「リアクションww」「面白い」「ダイエー頑張れ」とコメントが殺到した。なお、その後の取組で大栄翔は前頭七枚目・高安(田子ノ浦)を押し出しで下して2敗を死守。優勝争いは1敗の翠富士を2敗の大栄翔が追い、その後ろに3敗の力士が続く展開となった。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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