立ち技格闘技でドロップキックの珍事→52秒2ダウンで空手王者に悪夢の“秒殺KO負け” マンガのような展開に視聴者騒然
【映像】ドロップキック直後の秒殺KO
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 プロレス愛が強すぎて、立ち技格闘技のデビュー戦でゴングとともにドロップキックを繰り出す珍事に視聴者騒然。しかし、その直後に待ち受けていたのは空手王者を相手に52秒で2ダウンを喫するという悪夢の秒殺KO負け。プロの厳しい洗礼を受ける形となったほろ苦いデビュー戦も視聴者からは「毎回やって」の声も上がった。

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 3月25日に後楽園ホールで開催された「Krush.147」。大石昌輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と森拓馬(team ALL-WIN)の対戦は1ラウンド開始直後に大石がハイキックを振り抜き1度目のダウン。直後にも右ストレートを打ち抜いて圧巻のKO勝利を収めて実量を証明。その一方、ドロップキックを繰り出した有言実行の“プロレス好きファイター”にも注目が集まった。

立ち技格闘技でドロップキックの珍事→52秒2ダウンで空手王者に悪夢の“秒殺KO負け” マンガのような展開に視聴者騒然
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 極真王者・大石のK-1グループ初参戦という注目度の高いプレリミナリーファイト第1試合だが、話題をさらったのは、自称”ストロングスタイル”のプロレスオタ格闘家の森だった。試合前には「ドロップキックをやる」と宣言した森は、黒い覆面を被って登場。派手な振る舞いに注目が集まるが、K-1アマチュア2階級で優勝と実績も十分。こちらも満を持してのK-1初参戦となった。

 ゴングとともに、ヤングライオンのようにドロップキックを繰り出した森だったが、大石がさり気なくかわして不発。マットに落ちた森が苦笑いを浮かべた。宣言通りの行動にABEMA解説・石川直生も「本当にやりましたね(笑)。リングを楽しめる度胸はプロとして大切」と寛大な発言をした。

  しかし、直後にプロとしての厳しさを知ることとにある。大石が空手仕込みの左ミドル、左ハイを連続で降り抜くとたまらずにダウン。ここまで、わずか30秒。さらにフラフラの森は、再開後かかと落としから右ストレートを叩き込まれ、2度目のダウンを喫してゴングを聞いた。

 鮮烈なデビューを飾った大石に対して「これは本戦に行く選手。ネクスト与座」とこの日セコンドに帯同していたジムの先輩でK-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴に続く選手という期待を込めたコメントも。一方、出落ちのドロップキックでインパクトを残しつつも”52秒殺”と不本意なデビュー結果となった森には「(最初に)ドロップキック出しておいてよかった」「ドロップキックで落下したダメージか」と辛辣なコメント。さらに「(ドロップキックは)毎回やって欲しい」という励ましや今後の活躍に期待する声も聞かれた。

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