霧馬山、大相撲の世界に入り8年で悲願の初優勝「最高です」来場所の大関とりにも意欲
【映像】霧馬山の“本音”に館内から笑い声

大相撲三月場所>◇千秋楽◇26日◇大阪・エディオンアリーナ大阪

 優勝決定戦までもつれ込んだ、春場所を制したのは関脇・霧馬山(陸奥)だった。優勝インタビューで初優勝を決めた感想について聞かれると、「本当にうれしくて、本当に緊張しています」と言いながら思わず笑顔が溢れた。

【映像】霧馬山の“本音”に館内から笑い声

 千秋楽をただひとり3敗で迎えた霧馬山。一方、小結・大栄翔(追手風)は2敗と、勝てば優勝が決定という状況だった。迎えた結びの一番での直接対決を霧馬山が制し、賜杯の行方は優勝決定戦に持ち越された。その際の心境について聞かれると「少し緊張していましたけど自分の相撲を取ろうという気持ちでいました」と明かした。

 8年前に大相撲の世界に入り、悲願の初優勝を遂げた。この8年間を振り返り「最初は何もわからなかった。8年で初めての優勝は本当に最高です」と力を込めた。

 大関昇進の目安は「直近3場所を三役で33勝」と言われている。霧馬山は小結で11勝した先場所と合わせ、2場所で23勝をあげている。来場所は大関昇進をかけた相撲になるが、「自分の力を発揮して頑張ります」と意気込んだ。

 今場所は、ひとり横綱の照ノ富士(伊勢ケ浜)が4場所連続の休場。ひとり大関の貴景勝(常盤山)も7日目から休場し、昭和以降で初めて、横綱、大関が不在となった。
ABEMA『大相撲チャンネル』)

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