バイエルンのスポーツ・ディレクター(SD)職に就くハサン・サリハミジッチ氏が、24日付けで解任となったユリアン・ナーゲルスマン前監督について語った。26日、ドイツ誌『Kicker』が伝えている。
 ブンデスリーガ10連覇中のバイエルンは今季も、同リーグ優勝争いを繰り広げるとともに、チャンピオンズリーグ(CL)では8戦全勝で準々決勝に進出するなど、目標とする3冠に着実に近づいている。しかし19日、第25節レヴァークーゼン戦で1-2の逆転負けを喫し、首位の座から陥落。この敗戦を受けて上層部は、シーズン開幕当初の不安定な成績や“絶対王者”たる姿に翳りが見えていること、さらに戦術面で一部の選手から不満の声が噴出していることなどを判断材料に、24日にユリアン・ナーゲルスマン監督の解任を発表した。