マルコ・ロイス

 ドイツ代表MFマルコ・ロイスとドルトムントとの契約延長交渉が大詰めを迎えているようだ。9日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在33歳のロイスはドルトムントの下部組織出身。2005年1月にロート・ヴァイス・アーレン(現:4部)の下部組織へ移籍すると、2008年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はボルシアMGでのプレーを経て、2012年7月にドルトムントに復帰。同クラブでは中盤の攻撃的なポジションを主戦場にここまで公式戦380試合に出場し161ゴール120アシストをマークしている。

 2018-19シーズンからはキャプテンを務めているロイス。在籍11年目の今シーズンは複数回の負傷離脱がありながらも、ここまで公式戦24試合出場8ゴール7アシストという成績を残している。そんなロイスとドルトムントとの現行契約は今年の6月末まで。選手本人はかつてドルトムントでの引退願望を語っていたものの、国内外のいくつかのクラブからの関心も噂されるなど、その去就には注目が集まっている。

 そうした中、この度『ビルト』が報じたところによると、ロイスとドルトムントとの契約交渉が最終局面を迎えているようだ。交渉は1年間の契約延長という形で決着すると見られており、来週中にも両者が合意に達する可能性があるという。なお、契約延長が成立した場合、ロイスの年俸は現在の1200万ユーロ(約17億円)から、ボーナス込みで700万ユーロ(約10億円)程度まで下がる可能性が高いと『ビルト』は伝えている。

 長きに渡ってドルトムントの攻撃の主軸として活躍してきたロイス。果たして在籍12シーズン目を迎えることとなるのだろうか。

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