将棋の第8期叡王戦五番勝負第1局は4月11日、藤井聡太叡王(竜王、王位、棋王、王将、棋聖、20)と挑戦者の菅井竜也八段(30)が現在対局中だ。先手居飛車、後手三間飛車の対抗形で始まった一局は、早々に前例を離れ力勝負が繰り広げられている。午後4時の時点で形勢はわずかに藤井叡王側に傾いているものの、大きな差はない。持ち時間は午後4時現在で藤井叡王が残り31分となっており、今後の終盤戦に大きな注目が集まっている。
3連覇を目指す藤井竜王が、タイトル戦で初めて振り飛車党の挑戦者に迎えた注目のシリーズ。両者ともに対局開始から早々に羽織を脱いで“戦闘モード”となり、戦いの火花を散らしている。先手居飛車、後手三間飛車の対抗形で始まった一局は、すぐに前例を離れて力勝負に。がっぷりと組み合う激しい戦いが繰り広げられている。
現在は難解な中盤戦から、右辺での力のこもった攻防戦が繰り広げられている。ABEMAの「SHOGI AI」はわずかに藤井叡王側に寄った数字を表示しているが、形勢に大きな差はなくほぼ互角と見られている。短期決戦となる五番勝負で、大きな価値を持つ先勝を手にするのはどちらか。白熱する終盤戦へ、今後の展開からから目が離せない。
持ち時間は各4時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【午後4時時点での残り持ち時間】
藤井聡太叡王 31分(消費3時間29分)
菅井竜也八段 1時間28分(消費2時間32分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)