レアル・マドリードに所属する元ドイツ代表MFトニ・クロースが1年の契約延長を行うようだ。16日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在33歳のクロースは2014年夏にバイエルンからレアル・マドリードに加入。すぐさまチーム内で不動の地位を築くと、これまで8シーズン以上に渡って“白い巨人”の中盤に君臨し、これまでラ・リーガを3度、チャンピオンズリーグ(CL)を4度制するなど、レアルの一員として19個ものタイトルを獲得してきた。
今シーズンもここまで公式戦40試合に出場し、2ゴール5アシストを記録。依然としてチームの主力として活躍しているものの、レアル・マドリードとの現行契約が今年の6月末で満了となることから、来シーズン以降の去就に注目が集まっている。
報道によると、1年前にクラブが1年の契約延長オファーを提示していたものの、クロースは自身の身体と心理面を考慮し、一旦はそのオファーを断っていたという。しかし、クロースは考えを改めたようで、クラブ上層部にレアル・マドリードでのプレー続行の意志を伝えた模様。来シーズンも同クラブでプレーを続けることが濃厚となっている。
まだ正式に契約は結ばれていないものの、クロースが新契約を締結することは決定的になっているようだ。