書道で磨く王者の品格！稲葉陽八段率いるチーム稲葉が巨大筆に悪戦苦闘？ファンは「わちゃわちゃかわいいw」／将棋・ABEMAトーナメント | 将棋 | ABEMA TIMES

　将棋の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」に出場するチーム稲葉が、予選を前に恒例のチーム動画収録に参加。稲葉陽八段（34）、出口若武六段（27）、服部慎一郎五段（23）は、前回大会覇者としての王者の品格を磨くため、書道に挑戦した。棋士にとって親しみ深い書道ながら、まさかの特大和紙＆巨大筆での揮毫チャレンジに悪戦苦闘する場面も。ファンからは「わちゃわちゃかわいいw」「書に棋風もでて面白いですね」などの声が上がっていた。

【映像】特大和紙＆巨大筆での揮毫にチャレンジするチーム稲葉

　リーダーの稲葉八段は、ドラフト会議で前回と同じ出口六段と服部五段の両名を指名。大会連覇への強い意志を見せていた。結成2年目とありチームワークは抜群。しかし、稲葉八段は「王者だからと言って慢心があってはいけません。慢心せず初心に帰る、ということで“書道”を行いたいと思います」と今回の企画を発表した。

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　棋士は、色紙への揮毫など年間を通して書に触れる機会は多い。稲葉八段、服部五段も「書道教室に通っている」と話し、3人にとっては自信を持ってチャレンジできる…かと思いきや、待ち受けていたのは書道家の上平梅径氏。パフォーマンス書道のパイオニアとして世界を舞台に活躍している第一人者を前に、チーム稲葉の3人はやや緊張した面持ちで筆を握った。

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　まずは半紙サイズの和紙にそれぞれ個性あふれる書を披露すると、上平氏からは「皆さん、やはり書き慣れている」。稲葉八段は「慎重で集中力がある」、出口六段へは「魅力的な勢いがある文字」、服部五段には「一文字目の一画目が気持ちが良い」とそれぞれの印象をコメントしていた。そこから一歩レベルアップを目指すため、「文字全体が台形になることイメージする」「筆の弾力を活かしながら筆運びをスムーズに」などワンポイントアドバイスが加わると、短時間ながらぐっと魅力が増した書に変化していた。

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　前回大会のチーム名はそれぞれの名前を組み合わせた「サンライズワン」で挑んだが、服部五段の大活躍により“忍者ハットリくん”をイメージしたニンニンポーズがチームの結束力の象徴に。決勝で披露した忍者コスプレも大きな話題を呼んだ。こうなれば今期のチーム名は決まったようなもの。新チーム名は、上平氏が用意した特大和紙へと記すこととなった。しかし準備されていたのは特大も特大、3人が優に乗れるほどの大判サイズに、巨大筆を使ってチーム名の「NIN NIN（ニンニン）」を描くことに。服部五段は和紙から飛び出るほどのワイルドな筆運びに、稲葉八段、出口六段からも「飛び出とる！枠に収まる男ではない、とね！」「めっちゃ良い！」と歓声が上がった。

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　普段は使わないサイズ感に苦戦し、予定していた大文字「NIN NIN」が小文字「nin nin」となってしまったのはご愛敬？それでも笑顔溢れる3人の様子に、ファンからも「わちゃわちゃかわいいw」「仲良いなあぁ」「習字始めてみようかな？」「書に棋風もでて面白いですね」などの声が上がっていた。

　連覇に向けて、準備は万端。「3人力を合わせて頑張っていきたいと思います！」と意気込みを語ると、最後はもちろん「ニンニン！」とポーズを合わせていた。

◆ABEMAトーナメント2023　第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり、今回が6回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士14人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全15チームで行われる。予選リーグは3チームずつ5リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
（ABEMA／将棋チャンネルより）

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