「勝手に近隣住民の話を聞く事件報道はもう古い」 総理襲撃で“動機報道”はあり？ 元新聞記者と考える

　選挙の応援演説に来ていた岸田総理に向けて爆発物を投げ、演説を妨害した疑いで17日朝、和歌山県警が木村隆二容疑者を送検。警察によると容疑者が爆発物を自ら作っていた可能性があることがわかった。
【映像】総理衝撃未遂の一部始終と警備の“穴”
　選挙中の凶行に多くの人は2022年7月を思い起こしたのではないだろうか。安倍元総理の銃撃事件。この時、逮捕された山上徹也被告も応援演説中に自作の銃で犯行に及び、今回の事件と状況が似ていることからTwitterでは「山上被告の報道に感化された『模倣犯』じゃない…？」「生い立ちとか報道されて英雄視しちゃったのかな」「メディアが何でもかんでも報じすぎたせい」との声が見られた。