将棋の第8期叡王戦五番勝負第2局は4月23日、藤井聡太叡王(竜王、王位、棋王、王将、棋聖、20)と挑戦者の菅井竜也八段(31)が現在対局中だ。菅井八段の先手で三間飛車の出だしとなった本局は、午後4時現在で藤井叡王が持ち時間が残り30分を切っており、今後の手に汗握る展開に大きな注目が集まっている。
3連覇を目指す藤井竜王が、タイトル戦で初めて振り飛車党の挑戦者に迎えた注目のシリーズ。本局は菅井八段の穴熊に対し、藤井叡王も同じく穴熊を目指した。藤井叡王は自陣を囲いきる前に積極的な動きを見せたが、菅井八段が柔軟な角引きで対応してペースを握った。後手の藤井叡王は中盤戦で大量に持ち時間を投入しており、今後得意の終盤戦でどこから切り返すか、菅井八段がリードを拡大させていくのか、目の離せない白熱の終盤戦が見込まれている。
持ち時間は各4時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【午後4時時点での残り持ち時間】
▲菅井竜也八段 1時間31分(消費2時間29分)
△藤井聡太叡王 27分(消費1時間38分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)