アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」第15話が、4月23日に放送された(順次放送中)。第15話では、グエル・ジェターク(CV:阿座上洋平)が敵側の子どもを助けようと奔走し、視聴者から「あんたヒーローだ…」と絶賛されている。
【動画】敵の子どもを助けようとするグエル(15分30秒ごろ〜)
アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は、数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代“A.S.(アド・ステラ)122”が舞台。水星出身の少女スレッタ・マーキュリー(CV:市ノ瀬加那)が、宇宙産業の最大手ベネリットグループが運営する“アスティカシア高等専門学園”に編入することから始まる物語だ。
前回放送の第14話では、ソフィ・プロネ(CV:井澤詩織)とノレア・デュノク(CV:悠木碧)がガンダムに乗って、生徒たちに殺意むき出しの攻撃を始めた。混乱の中、チュアチュリー・パンランチ(CV:富田美憂)の耳にいつも対立しているスペーシアンの生徒が助けを求める声が聞こえてきた。チュアチュリーは「スペーシアンのくせに泣き言言ってんじゃねぇ!」とすかさず助けに入り、視聴者からは「惚れちゃうぜ」「いい子だな」「あそこで前に立てる侠気がすげえ」と称賛の声が相次いでいた。
第15話「父と子と」では、プラント・クエタ襲撃事件の後、敵である“フォルドの夜明け”の捕虜となったグエルの様子が描かれた。敵側の少女・シーシア(CV:川井田夏海)はグエルを敵視し、「お前が死んでいれば、私の父さんは!」「父さんを返してよ」などと恨み言を吐いた。
そんなとき、フォルドの夜明けが攻撃され、グエルたちのいた建物も崩壊した。瀕死状態のシーシアは仲間に置いていかれたが、グエルは彼女をおんぶして走りだした。自分を罵っていた相手でも助けようとする姿に、「グエル、あんたヒーローだ…」「グエルくんが最高に主人公すぎる」「諦めずに突っ走れるグエルが好きだよ」「シーシアをおんぶして出てきた時に涙が」と感動する視聴者が絶えない。
今回出番がなかったスレッタ役の市ノ瀬加那も「こんな状況でも自分の道を歩んだグエルは本当に主人公でした。グエル、かっこよかったよ、、!!!」とTwitterに感想をつづっていた。
第15話「父と子と」
【あらすじ】
プラント・クエタ襲撃事件の実行犯であるフォルドの夜明けは、ベネリットグループの駐留部隊から追われ、アジトからの撤退を余儀なくされる。
アジトには、オルコットに捕虜として囚われたグエルの姿があった。
父を殺し、深い絶望の中に沈んだままのグエルは……。
(C) 創通・サンライズ・MBS