日本初の4階級制覇王者、井岡一翔(志成)が6月24日、東京・大田区総合体育館でWBA世界スーパーフライ級王者のジョシュア・フランコ(米)に挑戦することになった。両者は昨年大みそか、井岡が保持していたWBOタイトルもかけた2団体統一戦でドロー。ダイレクトリマッチにかける井岡の思い、そしてその先に見据えるものとは――。
4月24日、都内で開かれた記者会見で井岡は次のように切り出した。
「自分自身が一番望んでいた試合が決まったので、気合いが入ってますし、うれしく思います。(大みそかの試合を終えて)自分の中では防衛戦をするのか、王座を返上してフランコと再戦するのかという選択肢の中で、もう一度彼と決着をつけてチャンピオンになることが一番の形だと思う。自分がまた挑戦してチャンピオンになる姿をお見せしたいと思います」