大谷翔平の同僚が放った打球速度177.2キロライナーの回転がエグすぎる！センター翻弄する打球に解説「これは絶対捕れないです」視聴者も「打球がスイーパー」と驚き

【MLB】エンゼルス5－3アスレチックス（4月25日・日本時間26日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場したアスレチックス戦で1回、エンゼルスが集中打で4点を奪い逆転に成功した。その中でこの日5番に入ったドゥルーリーが放ったライナーをアスレチックスのセンター・ルイーズが捕れず、後逸するような形でスリーベースにするシーンがあった。

【映像】絶対捕れない！”曲がる”スリーベースヒット

　初回に1点を失ったエンゼルスはその裏、トラウトのツーベースとレンドンの四球で2死一、二塁のチャンスを作るとドゥルーリーが打席に入った。ドゥルーリーはアスレチックス先発ミラーの2球目をハードヒットすると、鋭い打球が低い弾道でセンターへ。これをセンターを守るルイーズが前進して打球に向かったが、目測を誤ったようにルイーズが慌てて転倒してしまう。打球がルイーズの左を抜けて転がっていく間にドゥルーリーは三塁へ。記録はタイムリースリーベースとなり、エンゼルスが逆転した。

　一見するとセンターのエラーにようにも見えたが、ABEMAで解説を務めた西岡剛氏は「目測を誤ったのではなくボールが変化しました。一瞬右に向かった打球がそこから左にガーンと曲がりましたね」と説明。「これは絶対捕れないですよ。これはミスじゃないです」と相手センターを慮った。

　投球の球速が99.7マイル（約160.5キロ）、ドゥルーリーが打った打球速度は110.1マイル（177.2キロ）を記録した。西岡氏は「100マイルとバットが当たるとボールが変形してしまうんですよ。それを起点に回転するんでボールも変化していきます」とものすごい回転がかかってボールが揺れたと解説。これを受けて、リプレーを見たABEMAの視聴者からも「ほんとだ曲がってる」「いい解説」「こけたんじゃないのか」といった声が上がったほか、打球の曲がりに「打球スイーパー」とのコメントも見られた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）