【MLB】ブリュワーズ2-1エンゼルス(4月28日・日本時間29日/ミルウォーキー)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。4打数1安打で自身の連続試合安打を「3」に伸ばすも、チームは8回に2番手のループが勝ち越しを許して4連勝はならなかった。
きのうのアスレチックス戦で今季6度目の二刀流マウンドに上がり、無傷の4連勝を飾った大谷。4回には突如制球を乱し、珍しく四死球を連発。1イニングで2本のホームランを浴びるなど5失点ながら味方の援護にも助けられ、終わってみれば6回93球を投げて被安打3の5失点。5四死球ながら8つの三振を奪うなど今季4勝目の粘投を披露。防御率を1.85とした。
圧巻は打者・大谷。1回にセカンドへの内野安打で2試合連続安打を記録すると、センターへのタイムリー二塁打、ライトへの三塁打。誰もがサイクルヒットの偉業達成を予感した8回の第5打席では、あとわずかでスタンドに届くセンターへの大飛球を打ち上げ、偉業達成こそならなかったが、大谷らしい“ショータイム”でファンを魅了。5打数3安打1打点2得点と大車輪の活躍でチームを3連勝に導いた。
きのうの大活躍を受け、2試合ぶりの一発に期待が集まった大谷だが、きょうは一ゴロ、二ゴロ、左フライ。3打席凡退で迎えた8回の第4打席では、打球速度180キロで投手の足元を襲うセンター前ヒットで連続試合安打を「3」に伸ばしたが、チームはその裏、2番手・ループが7番・テレスに勝ち越しタイムリーを許して万事休す。連勝が「3」で止まった。
現在17連戦の終盤を戦うエンゼルスにおいて、大谷は休みなく投打で出場を継続。周囲が疲労蓄積によるパフォーマンスの低下やケガを心配する中、直近の5試合で投手として1勝を挙げ、打者として2本のホームランを含む22打数8安打、打率.364とむしろ調子を上げている。今季もファンの期待を上回る“天井知らず”の活躍を続ける大谷から引き続き目が離せない。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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