マンチェスター・Cに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、歴史的な大記録に肩を並べたようだ。1日、イギリス紙『BBCスポーツ』が報じている。
プレミアリーグ第34節が30日に行われ、マンチェスター・Cは敵地でフルアムと対戦。先制点となるPKを決めたハーランドの活躍などにより、2-1で勝利したマンチェスター・Cは1試合未消化ながら、アーセナルをかわし首位へ浮上した。
フルアム戦のゴールで、今シーズンの公式戦における得点数を「50」としたハーランド。これはトム・ワーリング氏がアストン・ヴィラで記録した1930-31年以来、92年ぶりの快挙となった。マンチェスター・Cを指揮するジョゼップ・グアルディオラ監督も試合後に「ウィンストン・チャーチルが首相になる前?ずいぶん昔のことだ」と、第二次世界大戦時の英国首相の名前を出し、いかに偉大な記録であるかを強調した。
ハーランドはここまで、プレミアリーグでの34ゴール、チャンピオンズリーグでの12ゴール、FAカップでの3ゴール、カラバオカップで1ゴールを記録している。
また、歴代最多のシーズン得点記録は、1927-28年にエバートンのディキシー・ディーン氏が達成した63ゴールとなっている。