4月30日より順次放送中のアニメ「ONE PIECE」第1060話は、キング（CV：田村真）との戦いの中でロロノア・ゾロ（CV：中井和哉）が覚醒した。過去の名シーンを織り交ぜた演出が、「作画も相まってカッコよすぎんだろ」と好評を博している。
アニメ「ONE PIECE」は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の尾田栄一郎氏による人気漫画が原作。悪魔の実を食べて“ゴム人間”になってしまったモンキー・Ｄ・ルフィ（CV：田中真弓）が海賊王を目指すストーリーだ。劇場版アニメも多数制作されており、昨年上映された「ONE PIECE FILM RED」は全世界で興行収入319億円を達成した。
前回放送の第1059話では、ゾロがローグタウンで刀を手に入れたときのことを回想した。ゾロの回想は子ども時代にまでさかのぼり、和道一文字の持ち主だった幼なじみの棺の前で、「あいつの刀、おれにくれよ」「おれ、あいつのぶんも強くなるから！」と泣きながら宣言する場面も流れた。アニメ初期の名シーンが新たな作画で描かれ、ネット上では「今の作画で見れるの嬉しい」「名シーンの、神作画リメイクは無理…尊い...」「ここに来てローグタウン時代のゾロのリメイク見れるとか幸せ」と盛り上がっていた。
第1060話「閻魔の秘密！ゾロに託されし妖刀」では、前回に引き続き、麦わらの一味のゾロと百獣海賊団“大看板”のキングが対峙した。キングに勝つためゾロは、「この量の覇気を放出し続けるなんて命取りだ」「いや、それでいい」と覚悟を決めた。するとゾロの心臓にまとう紫色のオーラが緑色に変化した。
そのままゾロが覇気を放出すると、周囲の敵が一気に倒れた。その光景を見て、キングはゾロに「王にでもなる気か？」と尋ねた。ゾロはルフィと出会った頃に「世界一の剣豪になる」と宣言したことを思い出し、「そうだな、船長と親友との約束があんだ」と力強く返答した。
ゾロの覚醒シーンに、視聴者からは「作画も相まってカッコよすぎんだろ」「覇王色の覇気が緑色なのもゾロらしさがあってイイ」「ジャンプで読んだ当時の鳥肌をもう一度感じた」「朝からテンション上がったわ！！」「ついに覇王色覚醒だ！」「ゾロが発する約束の重み痺れる」と興奮の声が相次いだ。
(C)尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
