TEAM雷電、チーム創設5年目で悲願の初ファイナル!萩原聖人「みんな、まだ泣くな!」次は初Vへ/麻雀・Mリーグ
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 負けられない戦いを勝ち抜いた。5月2日、プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズ14日目では、TEAM雷電が2着・3着でチームのセミファイナルシリーズ全日程をフィニッシュ。初のファイナルシリーズ進出を決めた。

【映像】初のファイナル進出に萩原聖人はファンへ「まだ泣くな!」

 第1試合に登板したのはチームの支柱・瀬戸熊直樹(連盟)だった。東2局で親満貫・1万2000点を放銃するも、攻めの姿勢を崩さず。親の南3局でリーチ・ツモ・平和・赤・裏ドラの満貫・1万2000点をアガると、オーラスには「受け身にはならない」との一心で果敢にリーチをかけ、リーチ・ツモ・平和・ドラの5200点を成就させて2着に食い込んだ。第2試合では、萩原聖人(連盟)が出場。東2局で満貫を振り込むも、以降は粘りの闘牌で3着を死守した。

 「パイレーツさんよりも上にいることが至上命題だった」。試合後のインタビューで萩原は、「ホッとしています」と安堵の表情。第1試合での瀬戸熊の奮闘を「僕のために(オーラスで)リーチをかけてくれた」と称え、「感謝しかないですね」と続けた。一方で、その感謝は「終わった感謝ではなく、今後に感謝すべき人たちがいる」とも。「本当の感謝はもう少し先まで取っておきます」とすると、リポーターの「優勝してユニバースのみんなと…」との問いには「おっと!まだ早いからな」と即座に反応し、「今日は泣くなよ!みんな、まだ泣くな!」とファンを制止した。

 2シーズン連続して同じ選手構成でファイナルシリーズへ進出できなかったチームは、選手を入れ替える。このMリーグの規定上、今期、ファイナルシリーズ進出を逃すとチーム編成を変えなければならない状況だったが、この日の結果を受け、同じくセミファイナルシリーズ全日程を終えた5位・U-NEXT Piratesのポイントが確定したことから、チームは創設5年目にして初のファイナルシリーズ進出が決まった。「ファイナルの場面でみんなと打てる喜びは噛みしめながら…。もうちょっと待ってね」。カメラに向かって笑みを浮かべた萩原は、「今日までこの日を信じて付いてきてくれたユニバースのみなさん、本当に感謝しています」とコメント。「僕らのテーマはもっと先。まだ道半ば」とすると、「必ず勝てるよう、4人で頑張ります」と自らを奮い立たせ、「ありがとうございました」と深く頭を下げた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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