将棋の藤井聡太叡王(竜王、王位、棋王、王将、棋聖、20)が5月6日、第8期叡王戦五番勝負で挑戦者・菅井竜也八段(31)と午前9時から第3局の対局を開始した。シリーズはともに1勝1敗。藤井叡王の3連覇、菅井八段の奪取、先に“王手”をかけるのはどちらか。
藤井叡王に、振り飛車党の菅井八段が初挑戦する対抗形シリーズ。第1局は後手三間飛車の出だしから先攻した藤井叡王が中盤以降にリードを広げ、粘る菅井八段を振り切って147手で先勝を飾った。続く第2局は、先手番の菅井八段が再び三間飛車を志向。相穴熊から柔軟な指し回しを見せた挑戦者が振り飛車党のエースとしての貫禄を見せつけ、絶対王者に「完敗だった」と言わしめるほどの内容で勝利し、追いついて見せた。
五番勝負の“中盤戦”となる第3局の舞台は、愛知県名古屋市の料亭「か茂免」。藤井叡王の3連覇、菅井八段の奪取、先に目指す場所へと“王手”をかけるのはどちらか。持ち時間は各4時間、先手番は藤井叡王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)