ブンデスリーガ

 ブンデスリーガ第31節が6日に各地で開催された。

 3日に行われたDFBポカール準決勝のシュトゥットガルト戦を3-2で制したフランクフルトは、敵地でホッフェンハイムと対戦。シュトゥットガルト戦でゴールを決めた鎌田大地、フル出場を果たした長谷部誠が共に先発に名を連ねた一戦は、開始早々の8分に右からのクロスボールをクリストフ・バウムガルトナーに頭で押し込まれ、先制を許す。39分には長谷部と挟んでバウムガルトナーの突破を阻もうとした鎌田がPKを与えてしまい、アンドレイ・クラマリッチに決められてしまう。前半アディショナルタイムにはイーラス・ベブにもゴールを許し、前半終了時点で3点のビハインドに。後半には退場者を出したホッフェンハイムを相手に1点を返したものの、試合はこのままタイムアップ。フランクフルトはこれでブンデスリーガ10試合未勝利となっている。

 前節終了時点で来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内である4位につけていたフライブルクは、5位ライプツィヒとの“上位対決”に臨んだ。試合はケヴィン・カンプルの決勝ゴールでライプツィヒが1-0で勝利。ひざを痛めた堂安律は欠場となっている。

 ボルシアMGは残留争いに巻き込まれているボーフムを2-0で撃破。ボルシアMGの板倉滉は出場停止のため出場せず、ボーフムの浅野拓磨はフル出場を果たした。遠藤航、伊藤洋輝、原口元気の3名が揃って先発に名を連ねたシュトゥットガルトは、敵地でヘルタ・ベルリンに1-2で敗北。5日開催の一戦ではシャルケマインツを3-2で下したため、シュトゥットガルトは1つ順位を落とし、再度降格圏に転落した。

 前節首位へ再浮上したバイエルンは、敵地でブレーメンと対戦。試合はスコアレスで迎えた62分、セルジュ・ニャブリが均衡を破る先制ゴールを決める。72分にはノゼア・マズラウィのスルーパスに抜け出したレロイ・サネが左足で追加点を記録。終盤にはニクラス・シュミットのミドルシュートで1点を返されたものの、試合はこのままタイムアップ。バイエルンが2連勝を飾って首位の座をキープした。

  今節の結果は下記の通り。

■第31節結果

▼5日
マインツ 2-3 シャルケ
レヴァークーゼン 1-2 ケルン

▼6日
ボルシアMG 2-0 ボーフム
フライブルク 0-1 ライプツィヒ
ホッフェンハイム 3-1 フランクフルト
アウクスブルク 1-0 ウニオン・ベルリン
ヘルタ・ベルリン 2-1 シュトゥットガルト
ブレーメン 1-2 バイエルン

▼7日
ドルトムント vs ヴォルフスブルク

【ハイライト動画】ブレーメンvsバイエルン