【MLB】エンゼルス8-16レンジャーズ(5月7日・日本時間8日/アナハイム)
試合には大敗したエンゼルスだったが、3番・DHで出場した大谷翔平投手の放ったファウルボールをキャッチした現地の少年ファンが感激のあまり涙を流し、その映像を見た日本の視聴者がほっこりする一幕があった。
【映像】大谷翔平のファウルボールをキャッチした少年が感激の涙
第1打席で内野安打、第2打席で四球だった大谷の第3打席。6-11と5点ビハインドの場面は2死一、三塁と得点圏にランナーを置いていた。相手投手が投じた初球に狙いを定めた大谷がフルスイングすると、打球はライト方向へ高々と上がった。一瞬ホームランかと感じたが、数秒後、打球はラインよりわずかに外のファウルゾーンへ落ちると、ワンバウンドして内野スタンドへ大きく跳ね上がった。
すぐさま解説者が「惜しかったですねぇ。オンザラインという感じでしたけれども」と語ったが、ファールと判定された大谷はすぐさま打席に戻った。
直後、この打球を捕った少年のシーンが映し出された。ボールを手に持った少年は嬉しそうに喜ぶと、すぐさま父親とおぼしき男性とハグ。周辺のファンも少年におめでとう、という感じで語りかける。直後、少年は左手につけたグラブで顔をこするなど、嬉しくて泣いているようにも見えた。「大谷のボールだよ〜」と解説者が少年の心境を嬉しそうに語る「ほのぼのトーク」もおもしろかった。
このシーンを目にした視聴者からはSNS上で「純粋でなんて可愛いの」「嬉しそう…」「いいなぁ大谷ボールキャッチできて」といったコメントが多数を挙がった。
ちなみに大谷の打席はというと、続く2球目、真ん中へ入ってきたボールをフルスイングすると打球は狭い二遊間を抜けてセンターへ。一塁ベース上で軽く手を叩いたのは「続いてくれ」という4番レンドンへのアピールでもあった。
このヒットで大谷はマルチ安打を記録、今季20打点目をマークした。ファウルボールをキャッチした少年も、直後のタイムリーを喜んだはずだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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