【MLB】エンゼルス8-16レンジャーズ(5月7日・日本時間8日/アナハイム)
初回の第1打席で3試合ぶりのヒットを放った大谷翔平投手が、勢いそのままに5回の第3打席でこの試合マルチ安打となるタイムリーを放った。
6-11とエンゼルスが5点ビハインドで迎えた5回裏。先頭打者の7番ウルシュラがセンター前ヒットで出塁すると8番レンビフォーがレフトフライに倒れ1アウトとなるも、続く9番タイスが初球をセンター前へ運び一、二塁。次打者の1番ウォードがライトへタイムリーを放ち、エンゼル・スタジアムは一気に盛り上がった。大谷へ打席が回るからであろう。
2番トラウトが見逃し三振となり2死一、二塁で大谷が打席へ。フルスイングした初球は一塁側内野スタンドへ飛び込むファールとなったが、この打球をキャッチした少年が、父親らしき大人と抱き合って喜んだ。SNS上でも「可愛い」「ほっこりする」などとつぶやかれるなど印象的なシーンだった。
また、この打席の直前、1打席目のフィルダースチョイスが内野安打に訂正された。ボテボテのゴロを一塁手が拾いセカンドへ投げるもセーフだったが、仮に一塁へ投げても十分に間に合う打球であり、記録上はヒットで当然の結果だった。
この訂正に気を良くしたのか、大谷は続く2球目をセンター前に運びタイムリーヒット。初回の内野安打とともに、今季11試合目のマルチ安打となった。このヒットでエンゼルスは7-11と4点差になりスタジアムは盛り上がる。2死一、二塁で4番レンドンが四球を選び満塁。ホームランが出れば同点の場面だったが、5番レンフローはサードゴロで、この回の攻撃は終わった。
第1打席がヒットに訂正されたことで、大谷に猛打賞のチャンスが広がった。4月28日のアスレチックス戦で今季初の3安打を記録すると、2日後のブリュワーズ戦でも3安打、5月4日のカージナルス戦でも3安打と、大谷は集中力を発揮するタイプ。ただ、それをわかっているのか、続く4打席目は一塁が空いておりストレートの四球。第5打席もショートへのライナーに終わり、今季4度目の猛打賞とはならなかった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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