チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝のファーストレグが10日に行われ、インテルがミランを2-0で下した。同試合をクリーンシートで終えたことで、元カメルーン代表GKアンドレ・オナナを筆頭としたインテル守備陣がクラブの同大会における“新記録”を樹立した。
 試合は立ち上がりの8分、トルコ代表MFハカン・チャルハノールの放った左コーナーキックをボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコがボレーで叩き込み、インテルが先手を取る。続く11分には左サイドを破ったイタリア代表DFフェデリコ・ディマルコからの折り返しをアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスがスルーし、このボールに元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが反応。ファーストタッチでペナルティエリアに侵入し、冷静に右足でゴールネットを揺らした。後半には押し込まれる時間帯もあったが、無失点で凌ぎ切ることに成功。インテルがファーストレグで2点をリードし、13シーズンぶりの決勝戦進出に大きく近づいた。