ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、レヴァークーゼン戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
ヨーロッパリーグ(EL)準決勝・ファーストレグが11日に行われ、ローマはレヴァークーゼンと対戦。63分にタミー・アブラハムのシュートのこぼれ球をエドアルド・ボーヴェが押し込んだのが決勝点となり、1-0で先勝した。
試合後、モウリーニョ監督は「選手たちを称賛しなければならない。彼らにはこのメンタリティ、願望、感情移入がある。ファンを幸せにするためにあらゆることをしたいと思っている。選手たちはいい反応を見せた。精神的にも厳しかったから、簡単な試合ではなかった。レヴァークーゼンと対戦することは難しく、90分間集中しなければならない。ボールを失えば仕留められてしまうからね」と振り返った。
さらに、欧州大会で初ゴールを挙げた現在20歳のボーヴェについてモウリーニョ監督は「ボーヴェの成長というのは私の功績というよりも、彼の両親や祖母によるものだ」と言及しながら、次のように続けた。
「彼は高度な教育を受けており、知的で学術的な訓練も受けている。彼はプロフェッショナルで、30歳になっても謙虚に少しずつ成長しようとするだろう。昨年は最後の方から出場したが、今年は先発としてプレーしている。感情的にも成長した。私がしたことは彼の成長を助けるという私の仕事をしただけだ」