将棋の渡辺明名人(39)に藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負は5月14日、大阪府高槻市の「高槻城公園芸術文化劇場」で第3局2日目の対局が行われている。ABEMAの中継には深浦康市九段(51)が出演。タイトル戦を戦う弟子を持つ師匠つながりで、藤井竜王の師匠・杉本昌隆八段(54)と交わしたメッセージの内容を明かした。躍進を遂げる弟子を持つ師匠のみが抱える“贅沢なお悩み”とあり、ファンは爆笑。「でた師匠ジョークw」「それは一部の師匠だけの悩みですw」とのツッコミも入っていた。
深浦九段は、愛弟子の佐々木大地七段(27)が今期棋聖戦の挑戦者に決定。藤井棋聖と初の五番勝負に臨む。小学生時代から手塩に掛けて育ててきた佐々木七段のタイトル初挑戦とあり、テンションはMAX。和服のお仕立てなど各種サポート役として誰よりも胸を躍らせているようだ。
挑戦権獲得の後、深浦九段は藤井棋聖の師匠・杉本八段に早速連絡。「今度弟子が挑戦することになったので、よろしくお願いします」とメッセージを送ったところ、返ってきたのは「弟子のせいで仕事がなくなった仲間が増えて嬉しいです」。高段棋士はタイトル戦の立会など、各種重要任務を引き受けることも多く、深浦九段も各棋戦の立会人として引っ張りだこ状態となっているが、弟子が出場する場合は立会はNG。そのため、杉本八段は「仕事がなくなった仲間」と表現したようだ。
しかし、師匠がタイトル戦の立会を務める高段で、弟子がタイトル戦に登場する師弟はごくわずか。このトークに、ファンは爆笑しつつも「でた師匠ジョークw」「それは一部の師匠だけの悩みですww」「師匠オモロイわ」「また贅沢な悩みをw」「嬉しい悲鳴ってやつだな」「言われてみれば見ないな」「ししょー他の仕事増えたでしょ」「仕方ないわwww」と様々な声が寄せられていた。
立会人としては同行できないが、深浦九段は「プライベートで行っちゃおうかなって考えているんです…」と語り、並々ならぬ“弟子愛”をのぞかせていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)