エールディヴィジ第32節が12日から14日にかけて各地で行われた。
2016-17シーズン以来となるエールディヴィジ優勝に王手のフェイエノールトは今節、本拠地でゴーアヘッド・イーグルスと対戦。超満員のスタジアムの雰囲気が後押しとなったフェイエノールトは15分、左サイドでボールを受けたMFウサマ・イシドリがMFマッツ・ウィーファーとのワンツーで抜け出し、最後は体勢を崩しながらも先制点を挙げる。さらに3分後、ウィーファーの縦パスからMFイゴール・パイションが相手DFラインの背後のスペースにボールを送り、そこに走り込んだFWサンティアゴ・ヒメネスがワンタッチで沈めた。このまま2-0で前半を折り返すと、53分にはパイションがペナルティエリア手前からコントロールシュートを炸裂させて、タイトルを手繰り寄せる3点目に。そして時計の針は90分を指し、3-0でタイムアップ。アルネ・スロット政権2年目の今季、昨季ECLファイナリストの実力を示して、序盤戦から盤石の強さを誇ったフェイエノールトが、『デ・カイプ(スタジアムの愛称)』で6季ぶり通算11度目のエールディヴィジ優勝を果たした。