若さの勢いと高い棋力で、実力者を圧倒した。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」予選Bリーグ第2試合、チーム羽生とチーム斎藤の対戦が5月13日に放送された。第4局はチーム羽生の伊藤匠六段(20)が、順位戦A級のリーダー斎藤慎太郎八段(30)に挑戦。タイトル経験、名人挑戦経験があるトップ棋士の胸を借りるどころか、わずか67手という短手数で圧勝した。