<大相撲五月場所>◇四日目◇17日◇東京・両国国技館
幕下十六枚目・栃丸(春日野)と幕下十五枚目・東俊隆(玉ノ井)の一番で、さがりが髷に絡む珍事が発生。どこか“ほっこり”する事態に館内騒然となり、笑いと拍手が。視聴者からも「そんなことある?」「初めてみたわwww」と驚きの声が寄せられた。
立ち合い突っ張って攻めたのは栃丸。対する東俊隆はいなして下がりながらも手を出し、両者激しい張り手の応酬となった。すると途中で栃丸の“さがり”がまわしから外れ、まるでヘアアクセサリーのように髷に絡まってしまうという珍しい事態に。ほっこりする光景に、館内からは笑い声と拍手が沸き起こった。
そのまま取組は続き白熱した攻防戦を繰り広げた両者。だが勝負はつかず、土俵中央で手を掴み合ってやや膠着すると、すかさず行司が“待った”をかけて栃丸の髷に絡まったさがりをほどいた。その際に髪の毛が引っ張られたのか、栃丸は痛そうな表情も見せていた。
その後、取組が再開すると、再び厳しい突っ張りを繰り出した栃丸が攻めきり、突き落としで今場所の初日を出した。一方、敗れた東俊隆は2敗目を喫した。
さがりが髷に絡むというほっこりする珍事に、視聴者からは「わろた」「レアやな」「そんなことある?」「初めてみたわwww」「弁髪みたいになってる」と驚きの声が相次いで寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)