Mリーグ機構は「朝日新聞Mリーグ2022-23」ファイナルシリーズ5月18日の第1試合に出場する4選手を発表した。長いシーズンも残り2日間・4試合。渋谷ABEMASが5年目にして悲願の初優勝へ、大きなリードを持って最終盤を迎えている。残り試合を初Vへのファイナルカウントダウンとするか、それとも大逆転劇が待っているか。
【中継】朝日新聞 Mリーグ2022-23 ファイナルシリーズ7日目
5年連続5度目のファイナルで、優勝シャーレに手が届く寸前まで来ている渋谷ABEMAS。2位に192.0ポイント差をつけた。1試合のトップラスで100ポイント詰まる可能性があり、現在は約2試合分のリードというところか。今日の2試合でさらにリードを広げられれば、いよいよ初Vが目に大きく映ってくる。絶好調・白鳥翔(連盟)は最終日のソフトランディングに向けて、今はもう一度高く飛ぶ。
同じく初Vへと食い下がるKONAMI麻雀格闘倶楽部は前回、滝沢和典(連盟)が役満・四暗刻をアガり、大逆転への望みをつないだ。もちろん特大トップで渋谷ABEMASとのトップラスを決めれば、漂い始めた独走ムードも瞬時に激変する。3位までの入賞はかなり濃厚だけに、ここはとにかく腕を振るだけ。伊達朱里紗(連盟)は今期MVPの底力を見せられるか。
TEAM雷電は前回、痛恨の連続ラスでポイントが激減。初ファイナルの厳しさを突きつけられた。ただし残り4戦全勝、もしくは3勝すれば何かが起きる可能性もある。5年目にして初めてシーズンを完走できる喜びを胸に本田朋広(連盟)は「魅せる麻雀」でファンを沸かせ続ける。
EX風林火山は、2度目の優勝がだいぶ遠くに霞んだ。残り4戦全勝で奇跡が起こるかという状況だが、可能性がある限りは全力で進軍を続けることだろう。むしろやることが絞られた状況こそ、ビッグサプライズは起きるもの。勝又健志(連盟)も最後まで冷静に計算しながら戦いを続ける。。
【5月18日第1試合】※成績はレギュラーシーズン
EX風林火山・勝又健志(連盟)個人5位 +241.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)個人1位 +320.2
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人18位 ▲84.7
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人2位 +306.9
【5月16日終了時点での成績】※セミファイナルシリーズのポイントを半分持ち越し
1位 渋谷ABEMAS +391.5(12/16)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +199.5(12/16)
3位 TEAM雷電 +53.2(12/16)
4位 EX風林火山 ▲192.4(12/16)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





